施工前の状態です。タイル土間の隅には黒く砂、ホコリが溜まって雨の日は濡れて滑りやすくとても危険です。これをきれいに洗浄後、防滑材のカパラグリップを塗布します。
前日にデッキブラシ、ワイヤーブラシ等で水洗いし、隅の砂、ホコリ等付着物をすべて洗浄しました。
2日目の早朝、若干残った水分を強力ドライヤーで乾かします。
最後にもう一度掃除機で細かいホコリを取り除きます。奥に見えるのは送風機です。最後までしっかり乾燥させます。
入隅の養生テープ貼りの様子です。壁に材料がくっ付かない様に丁寧に作業をします。
コーナーには雨水の通り道として目地を入れます。
いよいよ開始です。始めはペイント用のローラーでプライマー塗布作業です。
プライマー塗布完了です。しばらく自然乾燥させます。プライマーはつやがあり塗ってある状態がよくわかります。
プライマーの乾燥が確認されたら、いよいよ材料(カパラグリップ)を調合します。上の画像は赤い骨材。下の画像は主剤(白い液体)を投入しているところです。
次に硬化剤の投入です。計量器で決められた通りの数量です。
撹拌機でしっかり混ぜ合わせます。
施工条件は、気温5℃以上、湿度80%以下です。今回は33.8℃、53%でどちらもOK!です。それにしても暑いです。
カパラグリップ塗布作業の様子です。上部(高い所)から順に塗布していきます。
カパラグリップ塗布作業終了。しばらく乾燥を待ちます。
表面が乾燥したら、初めに貼った、目地、養生テープを撤去します。まだ、乾ききっていないため、慎重かつ的確に作業を進めます。
養生テープを全て撤去。一晩歩行禁止にして、しっかり固めます。
止水弁の鋳鉄製フタにはクリアグリップ「赤」を塗布しました。よくご覧頂くと赤い骨材のツブツブが見られます。
完了です。これで雨降りや緊急時に滑らずに安心して歩行できることでしょう。
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